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Request for Proposal

操作が必要な時だけガイド構造が出現するデバイス技術

Status: RFP is Closed
Request Number
RFP_2022_0050
Due Date
Jun 20, 2022
Program Manager

提案者にとっての機会

共同・受託開発、技術ライセンシング、受託製造、製品供給

期間

試作品の作製:1-2年

量産化:5年以内

予算

技術実現に向けた予算は確保済み(提案内容に応じて相談)

提案方法
この募集ページのRespondボタンをクリックし、アカウント作成の上、フォームに入力をお願い致します。作成中は下書き(Draft)が自動保存されますので、Control Centerからいつでも作業再開が可能です。なお、機密情報は入力されないようご注意ください
問い合わせ先
不明点等ございましたら右記までお気軽にお問い合わせください:phd2@ninesigma.com
よくあるご質問: http://ninesigma.co.jp/faq/
RFP was closed on
Jun 2022

RFP Title

操作が必要な時だけガイド構造が出現するデバイス技術
RFP Description

ナインシグマ社は、依頼主である自動車部材メーカー(Tier1を代理し、操作が必要な時だけ意匠部材表面にガイド構造が出現するデバイス技術を求めている。

依頼主は最終的に自動車内装用モジュールパネルの開発を目指しているため、そこで使用するためのデバイス技術を有し、依頼主との協業に意欲がある組織からの幅広い提案に期待している。

Background

_

 

Key Success Criteria

最終的に実現を目指す自動車内装用モジュールパネル

以下の特徴を有するモジュールパネル

  • 未使用時は、フラット且つシームレスな意匠デザイン性を保つ
  • 使用時は、自動的に操作用アイコンが表示され、同時に指による操作をガイドするための構造(凹形状、凸形状など)が出現する(乗員が直感的に操作できることを目的とする)
  • 静電容量センサーが内蔵されており、指による操作機能を有する

前提条件

上記の自動車内装用モジュールパネルにおける操作ガイド機構(上記下線部)に適用するため、意匠部材(フィルムやシートで加飾され、樹脂で射出成形された基材)の裏面に取り付けること

本技術募集で求めるデバイス技術

上記の前提条件において、以下のような要件を満たすデバイス技術

  • 入力信号が入ると、意匠部材の表面構造を変形させることで、ガイド構造(凹形状、凸形状など)を出現させること
  • 高い静音性を有すること
  • 乗員操作性を高めることを目的として、一つのデバイスにより、凹形状と凸形状の両方の出現が可能であると望ましい(必須条件ではない)

 

現時点では、自動車内装用モジュールパネル表面に使用する意匠部材や出現させるガイド構造(形状・大きさ等)の詳細は決まっていないため、最終的に実現を目指す自動車内装用モジュールパネルに適用できそうな技術であれば、アカデミックでの研究段階にある技術を含め、幅広い提案を歓迎する。

また、将来的にはセンシングした乗員状態を入力情報としてガイド構造のON/OFFを制御することが必要となるため、ハードウェア・ソフトウェアなどの制御系の開発能力(外部組織との協業可)を有している組織からの提案も歓迎する。更に、表示技術や静電容量センサー等の他のデバイスとの制御系の統合が可能であると望ましい。

Possible Approaches

想定される技術アプローチ

本募集で求める技術アプローチの例として下記が想定されるが、これらに限らず、依頼主の要件を将来的に満たす可能性がある幅広い技術提案を歓迎する。

  • 高分子アクチュエータ、ソフトアクチュエータ技術
  • 機械的に凹形状、または凸形状を出現させるアクチュエータ技術
  • 空気や液体を流すことにより、凸形状を出現させる技術

また、上記アクチュエータを一体化した物理スイッチ及び静電容量スイッチデバイスの提案も歓迎する。

Preferred Collaboration Types
Items to be Submitted

提案作成時の注意事項

要点を絞って提案内容を記載ください。必要に応じて参考資料の添付をお願いいたします。

提案には機密情報を含まないよう注意ください。

提案の評価基準

受領した提案に対する評価は、すべて依頼主が行います。提案内容は以下の評価基準に従い評価されます。

  • 案する技術の概要、性能
  • 目標スペックを実現するための開発計画と実現の根拠
  • 経済的実現可能性
  • 目標スペックを実現するための提案計画の現実性(活動内容、期間、役割、成果、費用見積り額)
  • 所有権の可能性(独占権、優先権など)
  • 関連実績など、提案組織の実力

想定されるプロジェクトの進め方

提案締切後、はじめに依頼主は書面による一次スクリーニングを行い、その結果を6-8週間後にナインシグマから各提案者へお伝えします。その後、有望な提案に対して追加質問や直接の議論を行い、最終選考に進む候補を選定します。選定後、依頼主は、サンプルテストなどを通して、技術の確認を行います。選考の過程で、必要に応じて提案者と依頼主は秘密保持契約(NDA)を締結し、さらなる情報開示や具体的な開発の進め方の議論を行います。

その後、提案者と必要な契約を提携し、技術の実証・追加開発などを行い、技術の確立を目指していただきます。具体的な協業体制については協議の上決定いただくこととなります。