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Request for Proposal

患者及び健常者由来の腸内細菌叢の検体或いは解析データ

Status: RFP is Closed
Request Number
RFP_2022_0003
Due Date
May 7, 2022
Program Manager

提案者にとっての機会

共同/受託研究

期間

202210~20233

予算

提案内容によって応相談

提案方法
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問い合わせ先
不明点等ございましたら右記までお気軽にお問い合わせください:phd2@ninesigma.com
よくある質問: http://ninesigma.co.jp/faq/
RFP was closed on
May 2022

RFP Title

患者及び健常者由来の腸内細菌叢の検体或いは解析データ
RFP Description

 ナインシグマ社は、国内の製薬企業を代理して、患者及び健常者由来の腸内細菌叢の糞便検体或いは解析データを求めている。

 依頼主は、複数の疾患領域における患者様のQOLQuality of Life)向上に貢献するために、これまでに様々な医薬品の研究開発に取り組んでいる。近年、宿主の腸内細菌叢が、様々な疾患の発症リスクや進行に関与していることが示唆されており、疾患の発症機序の解明や革新的な治療法の開発への足掛かりとなることが期待されている。そこで、依頼者は、提案者との共同研究或いは受託研究を通じて、患者における腸内細菌叢の特徴を把握できる解析系を構築し、腸内細菌叢及び代謝物と疾患の因果関係の解明や患者層別化、創薬標的の探索、新規治療法の創出を目指している。

 本公募では、患者及び健常者の腸内細菌叢の糞便検体或いは解析データを依頼主に提供できる組織からの提案に期待している。依頼主は、自社内で保有するバイオインフォマティクスの解析技術について、腸内細菌叢情報も含めた解析領域の拡大を検討している。領域拡大に向けて、提案者が保有する解析データや糞便検体を活用して、菌叢情報と病態・症状などのフェノタイプの相関についてより深い理解につながる解析系の構築を目指している。対象疾患は限定しないが、菌叢情報と臨床情報が比較的豊富なデータや検体を求めている。依頼主のバイオインフォマティクス研究員による解析結果は、提案者へ提供する予定であるが、詳細は提案内容に応じ、提案者と依頼主で協議の上決定する。今回の公募では、糞便検体或いは解析データの有無について、必ずしも全て保有している必要はなく、いずれかを保有する組織からの提案であれば広く歓迎する。

Background

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Key Success Criteria

期待する提案の要項

患者及び健常者の腸内細菌叢に関する(1)検体、或いは(2)解析データに関する提案を期待している。

  • 対象疾患:
    • 限定せず、広く歓迎する(がん、精神・神経、免疫・アレルギー系、感染症、循環器、骨格筋、消化器、泌尿器、内分泌系、代謝性、等)。
  • 検体や解析データの由来:
    • 患者由来の検体や解析データを保有している。
    • 望ましくは、健常者由来の検体や解析データも保有している。

(1) 検体

  • 腸内細菌叢を解析可能な糞便検体

(2) 解析データ

  • 腸内細菌叢の全ゲノムやアンプリコン(例:16S-rRNA)、菌代謝物
    • 上記の内、いずれかの解析データを保有していること

※保有していないデータがある場合、依頼主との共同研究により該当データを取得することも可能。ただし、具体的な共同研究の内容は、依頼主との協議の上で決定する。

  • 望ましくは、腸内細菌叢以外のデータも保有していること
    • 臨床症状データ:症状(例:消化管障害やうつ、睡眠障害)、脳波、バイタル、等
    • 患者情報:ゲノム情報、疾患ステージ、投薬履歴、併発疾患名、等
Approaches not of Interest

下記のような提案は今回の公募の対象外とする。

  • 健常者のみの腸内細菌叢の解析データや検体の提案
  • 糞便以外の細菌叢の解析データや検体のみの提案
Preferred Collaboration Types
Items to be Submitted

想定されるプロジェクトの進め方

 提案締切後、はじめに依頼者は書面による一次審査を行い、その結果を6~8週間以内に各提案者へお伝えします。その後、有望な提案に対して追加質問や直接の議論を行い、最終選考に進む候補を選定します。選考の過程で、必要に応じて提案者と依頼者は秘密保持契約(NDA)を締結し、さらなる情報開示や具体的な研究開発の進め方の議論を行います。具体的な協業体制については、協議の上決定いただくこととなります。

提案作成時の注意事項

 要点を絞って提案内容を記載ください。必要に応じて参考資料の添付をお願いいたします。提案には、機密情報を含まないようご注意ください。

提案の評価基準

 提案に対する評価は、すべて依頼主が行います。提案内容は以下の評価基準に従い評価されます。

  • 提案する技術の概要、パフォーマンス
  • 目標スペックを実現するための実現可能性
  • 経済的実現可能性
  • 所有権の可能性(独占権、優先権など)
  • 関連実績など