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Request for Proposal

食品原料のナノスケール粉砕技術

Status: RFP is Closed
Request Number
RFP_2019_0214
Due Date
Dec 12, 2019
Program Manager

提案者にとっての機会

受託開発、受託製造、製品販売、共同開発

技術ライセンシング

 

期間

パートナー選定:6か月程度

ラボレベルでの技術確立:協業開始から1年程度

実製造工程での技術確立:協業開始から2年程度

 

予算

技術確立のための予算は確保済み(提案内容に応じて相談)

 

提案方法
この募集ページのRespondボタンをクリックし、アカウント作成の上、フォームに入力をお願い致します。作成中は下書き(Draft)が自動保存されますので、Control Centerからいつでも作業再開が可能です。なお、機密情報は入力されないようご注意ください

 

問い合わせ先
不明点等ございましたら右記までお気軽にお問い合わせください: phd2@ninesigma.com

 

よくある質問: http://ninesigma.co.jp/faq/

RFP was closed on
Jan 2020

RFP Title

食品原料のナノスケール粉砕技術
RFP Description

ナインシグマ社は、売上高兆円規模の大手食品メーカーを代理し、食品原料のナノスケール粉砕技術を求めている。

Key Success Criteria

前提条件:技術の適用対象となる食品原料
【最優先】

  • コーヒー
    • 1-1.5cm径程度の焙煎コーヒー豆 または、その焙煎コーヒー豆を1 -2mm径程度に粉砕したもの
    • 構成成分としてオイル分を10-20%含み、その他に多糖類(マンナン、アラビノガラクタン、セルロースが主成分)やタンパク質を含む

【その他】

  • 茶葉
    • 乾燥茶葉または乾燥粉末
  • 柑橘類の果皮
    • 生果皮・凍結果皮(水分を含む)または乾燥果皮

本募集で求める技術の要件
現時点では以下の必須要件を満たす技術であれば提案を歓迎する。
【必須要件】

  • 中央値100 nm~1 µmの範囲で粉砕できる
    • 乾式粉砕、湿式粉砕、凍結粉砕など、あらゆる粉砕技術を対象とする
  • 食品(特にコーヒー)に適用可能な見込みがある
    • 現時点で食品(特にコーヒー)への適用実績が無くても、追加開発などにより適用可能な見込みがあれば対象とする
  • 食品(特にコーヒー)に適用可能な見込みがある
    • 現時点で食品(特にコーヒー)への適用実績が無くても、追加開発などにより適用可能な見込みが高ければ対象とする
  • 飲食品業界で使用可能な原料を用いて、粒子の凝結・凝集を防止することができる

【歓迎条件】

  • 粉砕処理中の原料の風味劣化・酸化劣化の防止ができる
  • 粒子径を制御でき、ばらつきが少ない
    • 例)100 nmと500 nmの粒子を作り分けられる、など
  • 粉砕後の原料の味や食感に関する知見を有す
  • 粉砕後の原料の溶解性、分散性に関する知見を有する
Possible Approaches

想定されるアプローチ

技術アプローチの一例としては以下の通りだが、これらに限らず幅広いアプローチを歓迎する。

  • 乾式粉砕
  • 湿式粉砕
  • 凍結粉砕
  • ジェットミル
  • ビーズミル
  • ボールミル
  • 複数の方式のミルを組み合わせた技術
  • 超音波やキャビテーションなどミル以外の技術や、それらと組み合わせた技術
  • 粉砕処理時の窒素ガス活用
  • ソーティングシステムを用いた粒径均一化
Preferred Collaboration Types
Items to be Submitted

背景

ナインシグマの依頼主である大手食品メーカーは、これまでにない美味しさや機能性を持つ商品の提案を通じてお客様の豊かな生活に貢献することを目指している。

依頼主は、数十マイクロメートルのコーヒー粉末を既に有している。しかし、コーヒーは油分が多いため微粉砕化の難易度が高く、ナノメートルスケールでの粉砕は達成できていない。一方で、食品原料をナノ粉砕することができれば、素材の香味特徴をさらに引き出した魅力的な商品の開発が可能になる。

そこで依頼主は、食品原料(特にコーヒー)のナノスケール粉砕技術を持つ有望な組織を特定するため、本公募を行うことにした。

 

提案作成時の注意事項

要点を絞って提案内容を記載ください。必要に応じて参考資料の添付をお願いいたします。

提案には、機密情報を含まないようご注意ください。

 

提案の評価基準

受領した提案に対する評価は、すべて依頼主が行います。提案内容は以下の評価基準に従い評価されます。

  • 提案する技術の概要、性能
  • 目標スペックを実現するための開発計画と実現の根拠
  • 経済的実現可能性
  • 目標スペックを実現するための提案計画の現実性(活動内容、期間、役割、成果、費用見積り額)
  • 所有権の可能性(独占権、優先権など)
  • 関連実績など、提案組織の実力

 

想定されるプロジェクトの進め方

提案締切後、はじめに依頼主は書面による一次スクリーニングを行い、その結果を6-8週間後にナインシグマから各提案者へお伝えします。その後、有望な提案に対して追加質問や直接の議論を行い、最終選考に進む候補を選定します。選定後、依頼主は、サンプルテストなどを通して、技術の確認を行います。選考の過程で、必要に応じて提案者と依頼主は秘密保持契約(NDA)を締結し、さらなる情報開示や具体的な開発の進め方の議論を行います。

その後、提案者と必要な契約を提携し、技術の実証・追加開発などを行い、技術の確立を目指していただきます。具体的な協業体制については協議の上決定いただくこととなります。