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Request for Proposal

発酵槽からの連続的なアルコール除去技術

Status: RFP is Closed
Request Number
RFP_2019_0034
Due Date
Mar 25, 2019
Program Manager
提案者にとっての機会
サンプルテスト、共同・受託開発、ライセンシング、製品供給
 
期間

パートナー選定:半年以内
量産プロセス適用検討開始:1.5年後

 

予算
必要な予算は確保済み(提案内容に応じて応相談)

 

提案方法

この募集ページのRespondボタンをクリックし、アカウント作成の上、フォームに入力をお願い致します。作成中は下書き(Draft)が自動保存されますので、Control Centerからいつでも作業再開が可能です。なお、機密情報は入力されないようご注意ください

 

問い合わせ先
不明点等ございましたら右記までお気軽にお問い合わせください:phd2@ninesigma.com
よくある質問: http://ninesigma.co.jp/faq/
RFP was closed on
Apr 2019

RFP Title

発酵槽からの連続的なアルコール除去技術
RFP Description

ナインシグマ社は、売上数兆円規模の大手食品メーカーを代理して、発酵液中に副生されるエタノールを連続的に除去する技術を求めている。発酵プロセスへの適用を目的としているが、提案技術の発酵プロセスへの適用実績は問わず、追加開発も可能である。

Key Success Criteria

提案技術に求められる要件
下記の要件全てを満たしていることが望ましいが、追加開発も可能であるため、現段階では①および②を満たすことが期待できる提案であれば歓迎する。

①反応/発酵プロセスと並行して連続的にアルコールを除去できる

  • エタノールを回収する必要はないため、分解しても構わない

②槽内の条件を変えずに処理が可能(以下、参考値)

  • 温度:25~35℃
  • pH:5~7
  • ゲージ圧:0~120 kPa
  • 培養液の浸透圧:500~800 mOsm

③エタノール濃度を0.5%以下に維持できる

  • エタノール生成速度:1%/hour程度
  • 除去を行わない場合のエタノール濃度:0.5~5.0%

④(分離膜等の部材を用いる場合)殺菌が可能であること(120℃、30 minの蒸気殺菌や、溶剤を用いた殺菌など)

⑤目的成分(低分子有機化合物、ペプチド、タンパク質のいずれかを想定)が失われないこと。適用対象のプロセスは限定しておらず、分離可能な成分によって、適用するプロセスを検討する

Possible Approaches

想定されるアプローチ
例えば以下のようなアプローチを想定しているが、必ずしもこれらに限らない。

  • 浸透気化(pervaporation; PV)を用いた技術
  • 正浸透(forward osmosis; FO)を用いた技術
  • 吸着分離
  • 発酵液を一部取り出し、エタノールを除去したのち発酵槽に戻すプロセス
  • 槽内でエタノールを分解・改質する技術(菌、酵素、化学反応等)
  • 発酵槽中のエタノールを気化させて取り除く技術
Preferred Collaboration Types
Items to be Submitted

背景
大手食品メーカーである依頼主は、質の良い食品を安く広く提供するため、食品原料の生産性向上に取り組んでいる。
依頼主は、食品原料を製造する発酵プロセスにおいて、微生物の増殖阻害物質であるエタノールを発酵と同時に連続的に除去することで、発酵プロセスの生産性を改善することを目指している。
一方、アルコールの連続的分離技術は、ABE発酵、バイオ燃料生産、醸造などの分野で様々な開発が行われている。
そこで依頼主は、世界中の企業・研究者に本課題を投げかけることで本課題を共に解決するパートナーを特定できると考え、本募集を実施するに至った。

 

提案作成時の注意事項
簡潔に要点を絞って提案内容を記載ください。必要に応じて参考資料の添付をお願いいたします。
提案には、機密情報を含まないようご注意ください。

提案の評価基準
受領した提案に対する評価は、すべて依頼主が行います。提案内容は以下の評価基準に従い評価されます。

  • 提案内容/組織の概要
  • 目標スペックを実現するための実現可能性
  • 経済的実現可能性
  • 所有権の可能性(独占権、優先権など)
  • 関連実績など

 

想定されるプロジェクトの進め方
提案者は添付の提案用テンプレートに沿って提案書を提出する。
依頼主は、はじめに書面による一次選考(6-8週間程度)を行う。その後、有望な提案に対して追加質問や直接の議論を行い、最終選考に進む候補を選定する。選考の過程で、必要に応じて提案者と依頼主は秘密保持契約(NDA)を締結し、さらなる情報開示や具体的な開発の進め方の議論を行う。
選定後、依頼主は提案者と必要な契約を提携し、技術の実証・追加開発を行い、技術の確立を目指す。具体的な協業体制については協議の上決定する。

よくある質問
下記FAQをご覧ください。
http://ninesigma.co.jp/faq/