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Request for Proposal

低圧で使用可能な産業車両向け水素貯蔵システム

Status: RFP is Closed
Request Number
RFP_2018_3922
Due Date
Feb 18, 2019
Program Manager

提案者にとっての機会
共同・受託開発、ライセンシング

 

期間
フェーズ1:実験による評価 1年以内
フェーズ2:実機での評価 4年以内
フェーズ3:量産レベル 7年以内

 

予算
共同開発のための予算は確保済み(提案内容に応じて応相談)

 

提案方法

  • この募集ページのRespondボタンをクリックし、アカウント作成の上、フォームに入力をお願い致します。作成中は下書き(Draft)が自動保存されますので、Control Centerからいつでも作業再開が可能です。なお、機密情報は入力されないようご注意ください

 

問い合わせ先
不明点等ございましたら右記までお気軽にお問い合わせください: phd2@ninesigma.com
よくある質問: http://ninesigma.co.jp/faq/

RFP was closed on
Mar 2019

RFP Title

低圧で使用可能な産業車両向け水素貯蔵システム
RFP Description

ナインシグマ社は、株式会社豊田自動織機を代理して、低圧で使用可能な産業車両向け水素貯蔵システムの開発パートナーを求めている。とくに1MPa未満で安定的かつ高速に水素吸蔵放出を可能とするシステムに期待している。

Background

背景
水素燃料は、燃焼時に二酸化炭素を排出しない再生可能エネルギーとしてその利用が期待されている。依頼主は持続可能な社会の構築に向け、低圧下で使用可能な水素貯蔵システムの開発により、産業用途での水素インフラ普及を目指している。水素吸蔵放出技術に関する研究は世界中で行われているものの、とくに1Mpa以下の低圧で安定的、かつ、実用に耐えうる水素供給速度の実現は非常に難易度が高い。そこで依頼主は、低圧下での水素吸蔵放出システムの課題をブレークスルーできる革新的な技術を有したパートナーとの共同研究によりいち早く技術を確立することを目指し、今回のパートナー募集を行うこととした。

Key Success Criteria

最終的に実現を目指す水素貯蔵システム

フォークリフトなどの産業車両での適用が可能な、低圧(1MPa未満)で水素吸蔵・放出できる車載水素貯蔵システム

  • 供給する水素の純度:99.97%以上
  • 水素放出速度:約1-1.5kgの水素を4時間で消費
  • 水素供給対象:燃料電池ユニット
  • サイズ:30 x 60 x 50 cm程度
  • 重量:制約無し

 

求める技術

  • 上記を実現し得るシステム、設計技術、水素吸蔵材料を求める。なお、現時点で要件を全て満たす必要はなく、1~2年程度の追加開発により技術を確立できる見込みがあれば提案を歓迎する。

実現を目指す車載システムの模式図

Possible Approaches

可能なアプローチ
例えば以下のようなアプローチを想定しているが、必ずしもこれらに限らない。

  • 水素貯蔵システム
    • 外部エネルギー(光、電場など)を利用するアプローチ
    • 化学反応を利用するアプローチ
    • 水素吸蔵物質構造の工夫
    Approaches not of Interest

    対象外のアプローチ
    下記のような材料は今回の公募の対象外とする。

    • 水素吸蔵または放出時に大量の発熱を伴うアプローチ
    Preferred Collaboration Types
    Items to be Submitted

    提案時に記載が推奨される事項

    • 案する技術の特徴、原理、独自性
    • 開発ステージ:コンセプト段階、技術の確立段階、実用化済み
    • 現時点の性能
      • 動作可能圧力範囲
      • 水素貯蔵量
      • 水素供給速度
      • 適合する法令、規格(あれば)
      • 耐久性(水素吸蔵放出サイクル数)
    • 現時点の課題と今後の開発プラン
    • スケールアップの可能性
    • 過去の実績(研究論文、特許など)

     

    提案作成時の注意事項
    必要に応じて参考資料の添付をお願いいたします。提案には、機密情報を含まないようご注意ください。

     

    提案の評価基準
    受領した提案に対する評価は、すべて依頼主が行います。提案内容は以下の評価基準に従い評価されます。

    • 提案する技術の概要、性能
    • 目標スペックを実現するための開発計画と実現の根拠
    • 経済的実現可能性
    • 目標スペックを実現するための提案計画の現実性(活動内容、期間、役割、成果、費用見積り額)
    • 所有権の可能性(独占権、優先権など)
    • 関連実績など、提案組織の実力

       

      想定されるプロジェクトの進め方
      提案締切後、はじめに依頼主は書面による一次スクリーニングを行い、その結果を6-8週間後にナインシグマから各提案者へお伝えします。その後、有望な提案に対して追加質問や直接の議論を行い、最終選考に進む候補を選定します。選定後、依頼主は、サンプルテストなどを通して、技術の確認を行います。選考の過程で、必要に応じて提案者と依頼主は秘密保持契約(NDA)を締結し、さらなる情報開示や具体的な開発の進め方の議論を行います。その後、提案者と必要な契約を提携し、技術の実証・追加開発などを行い、技術の確立を目指していただきます。具体的な協業体制については協議の上決定いただくこととなります。