Request for Proposal
スマートフォンで撮影された顔画像の解析による皮脂量・メラニン量・色素沈着・表皮ターンオーバー状態の測定技術
Status: RFP is Closed
Request for Proposal
提案者にとっての機会
共同・受託開発、技術ライセンシング
期間
フェーズ1 コンセプト実証:0.5年
フェーズ2 技術の確立:フェーズ1終了後1年
予算
技術の確立に向けた予算は確保済み(提案内容に応じて応相談)
RFP Title
ナインシグマ社は、資生堂*(http://www.shiseidogroup.jp/ )を代理し、スマートフォン画像を用いて顔の皮脂量・メラニン量・色素沈着・表皮ターンオーバー状態といった指標(いずれかでも構わない)を撮影画像から測定できる技術を求めている。依頼主はこのような技術はすでに開発・実用化されているものも多いと考えており、そのように実績を有する組織からの提案に期待している。
本募集で特定した有望な技術やアイデアについては2020年の実製品(アプリ)への実装を考えている。
※資生堂:株式会社資生堂及び資生堂ジャパン株式会社
解析対象とする顔画像の条件
以下のサイズ・解像度の画像に、対象者(日本人)の顔全体が映っている(右図参照)
図. 解析対象の顔画像の例
最終的に実現を目指す技術の要件
※表皮のターンオーバー皮膚理論:基底細胞で生成された細胞が約4週間で肌表面の角層まで押し上げられ、2週間とどまって角片(あか・フケ)となって剥がれ落ちる。この約6週間の表皮の生まれ変わりを指す。
対象とならないアプローチ
下記のアプローチは今回の募集の対象外とする。
背景
ナインシグマの依頼主である資生堂では、対象者の顔の肌状態を簡便に推定することを目的として、顔全面が映った撮影画像から皮脂量・メラニン量・色素沈着・表皮のターンオーバー状態といった指標を測定できる画像処理技術を求めている。
一方そのような技術はすでにグローバルにて幅広く開発・実用化されているものも多いと考えており、その中には自社の要件を満たしうるものがあると考えている。
そこで早期の技術確立に向けて、自社の研究開発をより一層加速させ、今回の募集を実施することにした。
提案作成時の注意事項
簡潔に要点を絞って提案内容を記載ください。必要に応じて添付資料を追加することも可能です。ただし、機密情報を含まないようご注意ください。
想定されるプロジェクトの進め方
依頼主は、はじめに書面による一次スクリーニングを行います。その後、有望な提案に対して追加質問や直接の議論を行い、最終選考に進む候補を選定します。選定後、依頼主は、サンプルテストなどを通して、技術の確認を行います。選考の過程で、必要に応じて提案者と依頼主は秘密保持契約(NDA)を締結し、さらなる情報開示や具体的な開発の進め方の議論を行います。
その後、提案者と必要な契約を提携し、技術の実証・追加開発などを行い、技術の確立を目指していただきます。具体的な協業体制については協議の上決定いただくこととなります。
提案の評価基準
受領した提案に対する評価は、すべて依頼主が行います。提案内容は以下の評価基準に従い評価されます。
Name | Creation Time | |
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追加情報記入シート.docx | Nov 28, 2018 | |
RFP_2018_3902(RFP_2018_3903)-皮脂量・メラニン量・ターンオーバー.pdf | Dec 24, 2018 |