Request for Proposal
270ºC以上で使用可能な、プラスチック固化/結晶化を促進する添加剤
Status: RFP is Closed
Request for Proposal
提案者にとっての機会
製品供給、共同・受託開発
期間
フェーズ1:サンプルテスト・パートナー選定 半年以内
フェーズ2:量産工程に適用(フェーズ1終了後1.5年以内)
予算
協業のための予算は確保済み(提案内容に応じて応相談)
RFP Title
ナインシグマ社は、売上高数千億円規模の大手部材メーカーを代理して、270ºC以上の耐熱性を有し、プラスチックの固化/結晶化を促進する添加剤・結晶核剤を求めている。依頼主はこの添加剤をポリアミド系のガラス繊維強化プラスチックの成形後の冷却プロセスに用いることを想定しているが、現時点では当該プラスチックへの適用実績は問わない。本公募で提案された様々な添加剤についてサンプルテストを通じて選定していきたいと考えている。
例えば以下のような化合物を添加するアプローチを想定しているが、必ずしもこれらに限らない。
依頼主は、新規のガラス繊維強化プラスチック製品の製造のため、ポリマーと繊維の混錬後の固化・結晶化のプロセス開発に取り組んでいる。当該プラスチックは機械特性などに優れているが、固化が遅いため、プロセスに時間がかかっており、最終製品が高価になってしまう。
そこで、依頼主はプロセス短縮のため、結晶核剤を求めている。しかし、成形温度が300ºC近辺と非常に高く、利用可能な結晶核剤が非常に限られている。これまでに、金型や装置、温度条件からのアプローチを試したが、改善には限界がある。
一方、結晶核剤は様々なポリマー用途に開発されている。依頼主は、世界の企業や研究者に問いかけることで有望な解決策が見いだせないかと考え、今回の技術募集を行うこととした。
提案作成時の注意事項
要点を絞って提案内容を記載ください。必要に応じて参考資料の添付をお願いいたします。
提案には、機密情報を含まないようご注意ください。
提案の評価基準
受領した提案に対する評価は、すべて依頼主が行います。提案内容は以下の評価基準に従い評価されます。
想定されるプロジェクトの進め方
提案締切後、はじめに依頼主は書面による一次スクリーニングを行い、その結果を6-8週間後にナインシグマから各提案者へお伝えします。その後、有望な提案に対して追加質問や直接の議論を行い、最終選考に進む候補を選定します。選定後、依頼主は、サンプルテストなどを通して、技術の確認を行います。選考の過程で、必要に応じて提案者と依頼主は秘密保持契約(NDA)を締結し、さらなる情報開示や具体的な開発の進め方の議論を行います。
その後、提案者と必要な契約を提携し、技術の実証・追加開発などを行い、技術の確立を目指していただきます。具体的な協業体制については協議の上決定いただくこととなります。
Name | Creation Time | |
---|---|---|
追加情報記入シート.docx | Nov 14, 2018 | |
RFP_2018_3895(RFP_2018_3896)-NucleatingAgents.pdf | Nov 16, 2018 |