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Request for Proposal

水素の透過を抑制するガスバリア材料

Status: RFP is Closed
Request Number
RFP_2018_3783
Due Date
Aug 21, 2018
Program Manager

提案者にとっての機会

材料供給、受託開発、ライセンシング、共同開発

 

期間

フェーズ1:対象材料への適用性確認 半年以内

フェーズ2:バッチレベルでの技術確立 フェーズ1終了後1年以内

フェーズ3:量産体制確立 フェーズ2終了後2年以内

 

予算

共同開発のための予算は確保済み(提案内容に応じて応相談

 

提案方法

  • この募集ページのRespondボタンをクリックし、アカウント作成の上、フォームに入力をお願い致します。作成中は下書き(Draft)が自動保存されますので、Control Centerからいつでも作業再開が可能です。なお、機密情報は入力されないようご注意ください
  • 必要に応じてWordファイルでの追加情報の記入も可能です(記入用シートはこちら
  • この募集要項のPDFファイルはこちらからダウンロード可能です。

 

問い合わせ先

不明点等ございましたら右記までお気軽にお問い合わせください: phd2@ninesigma.com

よくある質問: http://ninesigma.co.jp/faq/

RFP was closed on
Sep 2018

RFP Title

水素の透過を抑制するガスバリア材料
RFP Description

ナインシグマ社は、売上兆円規模の大手メーカを代理して、金属製タンクに替わる水素貯蔵技術を実現すべく、水素の透過を抑制するガスバリア材料技術を求めている。異分野にて研究開発、実用化されている技術の応用提案も含め広く歓迎している。

Key Success Criteria

求める材料の使用条件

  • 用途:水素の貯蔵・保存用容器
  • 水素の圧力:最大1MPa
  • 使用環境:屋内
  • 想定気温: -1540
  • 耐用年数10

求める材料の要件

キーとなる技術要件は以下の通りであるが、必ずしも全ての要件を満たす必要はなく、解決の可能性があれば提案を歓迎する。

  • 水素ガス透過率:3 [cc 20um/m2/day/atm]未満
  • サイズ:Φ1~2 m× L5~10m程度の円筒容器に利用できること

食品分野の包装技術や半導体分野のガラス基板代替材料技術で培われたガスバリア材料の適用など、異分野からの提案も歓迎する。

Possible Approaches
可能なアプローチ
例えば以下のようなアプローチを想定しているが、必ずしもこれらに限らない。
  • 単層膜もしくは多層膜に成形可能なポリマー材料
  • 貯蔵容器内側へ蒸着や塗布によるコーティング可能な炭素材料
  • 貯蔵容器材料へ添加することでガスバリア性能が付与できる機能性材料
Preferred Collaboration Types
Items to be Submitted

背景

依頼主は、水素エネルギーによる低炭素社会の実現に向けて、様々な分野で実用化の研究開発をしている。

実用化にあたって、水素貯蔵に用いられる金属製の高圧タンクはメンテナンスの負担が重く、普及を妨げる可能性があると考えている。そこで金属製タンクよりもメンテナンスの負担が軽く、低コストなガスバリア材料による水素貯蔵技術の研究開発を進めている。

依頼主企業内では当要件を満たすガスバリア性材料を社内外で調査したものの、現時点で有力なソリューションの獲得には至っていない。

一方、食品包装技術分野や半導体技術分野では水素のみならず酸素や二酸化炭素などに対するガスバリア材料の実績があり、これら異分野の技術を導入することで研究開発を加速することができるのではと考えた。本課題に適した技術を求めるべく、世界中から技術提案を募ることとした。

 

提案作成時の注意事項

機密情報を含まない範囲で、要点を絞って提案内容を記載ください。必要に応じて参考資料の添付をお願いいたします。

 

提案の評価基準

受領した提案に対する評価は、すべて依頼主が行います。提案内容は以下の評価基準に従い評価されます。

  • 提案する技術の概要、性能
  • 目標スペックを実現するための開発計画と実現の根拠
  • 経済的実現可能性
  • 目標スペックを実現するための提案計画の現実性(活動内容、期間、役割、成果、費用見積り額)
  • 所有権の可能性(独占権、優先権など)
  • 関連実績など、提案組織の実力

 

想定されるプロジェクトの進め方

依頼主は、はじめに書面による一次スクリーニングを行います。その後、有望な提案に対して追加質問や直接の議論を行い、最終選考に進む候補を選定します。選定後、依頼主は、サンプルテストなどを通して、技術の確認を行います。選考の過程で、必要に応じて提案者と依頼主は秘密保持契約(NDA)を締結し、さらなる情報開示や具体的な開発の進め方の議論を行います。

その後、提案者と必要な契約を提携し、技術の実証・追加開発などを行い、技術の確立を目指していただきます。具体的な協業体制については協議の上決定いただくこととなります。