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Request for Proposal

自走式線路点検装置の開発パートナー

Status: RFP is Closed
Request Number
3682
Due Date
Mar 23, 2018
Program Manager

RFP was closed on

RFP Title

自走式線路点検装置の開発パートナー
RFP Description
ナインシグマ社は、大手鉄道会社を代理して、線路上を無人で走行し、軌道狂いや線路上の障害物などの線路の異常を検知することが出来る装置の開発パートナーを求めている。
Background

背景

ナインシグマの依頼主である大手鉄道会社は、線路点検を定期的に行うことで、鉄道運行の安全性を担保している。現在この点検はマニュアルで行っており、工数がかかっていることから、これを機械化して自動化することを考えている。

 

このような自走式線路点検装置に求める要件としては、線路上を無人で走行・停車できること、装置の位置情報を遠隔で監視できること、線路走行上に線路の軌道狂いや線路上の障害物を検知できることなどが求められる。

 

一方、これらの要件はいずれも既存の技術で出来ると考えられるが、まとめてパッケージとして開発してもらえる組織は特定できていない。

 

そのため早期に本装置の実現に結び付けるべく、今回の募集を行うこととした。

 

Key Success Criteria

最終的に実現を目指す線路点検装置の要件

  • 線路上を走行時に以下の異常を検知し、異常があった際は遠隔操作者に知らせることが出来ること
  • 装置の位置情報を遠隔で監視できること。さらには遠隔から操作可能であること
  • 線路上(踏切を含む)を無人で走行・停車することが可能であること
    • エンジンやバッテリーなどによる、一度の給油・充電での走行可能距離:10km以上
    • 走行速度:10km/時程度
  • 線路上への据え付け、取り外しが人力で実施できること
    • サイズ:横2,000mm×縦 2,290mm×高さ2,000mm以内 なお、上記の要件で特に依頼主が重要視しているのは、線路の軌道狂いや線路上の障害物などの線路の異常検知に関する技術である。 そのため、この点を3~4年程度の開発期間後に実現できる見込みがあれば、他の要件については実績がなくても構わない(その場合、無人走行・停車に関する技術については依頼主側で検討を行う)

想定されるプロジェクトの進め方

提案者は添付の提案用テンプレートに沿って提案書を提出する。

依頼主は、はじめに書面による一次スクリーニングを行う。その後、有望な提案に対して追加質問や直接の議論を行い、最終選考に進む候補を選定する。選定後、依頼主は、サンプルテストなどを通して、技術の確認を行う。選考の過程で、必要に応じて提案者と依頼主は秘密保持契約(NDA)を締結し、さらなる情報開示や具体的な開発の進め方の議論を行う。

その後、提案者と必要な契約を提携し、技術の実証・追加開発を行い、技術の確立を目指す。具体的な協業体制については協議の上決定する。

 

Possible Approaches

提案を期待している組織のイメージ

例えば以下のような技術を統合した装置の共同開発が可能な組織からの提案に期待している。なお技術アプローチは以下に限らず、様々なものの組み合わせに関する提案に期待している

  • 装置の位置情報の監視:GPS
  • 線路上の障害物の検知:カメラによる物体認識技術

 

Preferred Collaboration Types
Items to be Submitted

提案書への記載が推奨される事項

提案書には下記の項目の記載をお願いいたします(所定のテンプレートをお使いください)

  • 提案する技術の概要(原理、装置構成)
  • 提案する技術の独自性 • 開発ステージ(コンセプトレベル/プロトタイプ開発済み/製品化済み)
  • 依頼主が求める技術を実現するために解決すべき課題とその開発計画、開発に必要な費用
  • 知的財産権の取扱いまたは提案
  • 過去の実績(カタログ、論文、特許等)