Request for Proposal
接地極を埋設するための掘削方法ならびに大地抵抗低減技術
Status: RFP is Closed
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コンタクト先:
濱野 利久
提案者にとっての機会
共同・受託開発、素材/部材/機器販売、工事請負
期間
フェーズ1:技術の初期評価・開発パートナー選定 半年以内
フェーズ2:技術の確立 フェーズ1終了後 1年以内
予算
提案技術により、詳細は応相談
Email:phd2@ninesigma.com
Phone:03-3219-2006
提案提出の際は、ページ下部にございます提案テンプレートをご利用下さい。
(Actionボタンよりダウンロードいただけます)
"RFP Title
背景
柱上変圧器等を備える電柱を設置する場合、保安の確保のため、接地極を地中に埋設し、所定の抵抗基準値を満たす必要がある。粘性土・ローム・砂質土等の地盤では、打込工法により簡便かつ安価に設置できる。一方、砂礫・玉石・岩盤等の地盤では大地抵抗率が高いため、特殊掘削工法で4 m~120 mまで深く掘ることで接地抵抗を大幅に低減する必要があり、工法が大掛かりとなり、工費もかさむ。
特殊掘削工法による接地工事は、工費が打込工法一般の数十~数百倍かかり、その工事頻度は比較的高く、年間約3,000箇所のため、安価な手法の確立が求められている。接地極の埋設以外の用途に適用されている掘削工法を広くみれば、依頼主にとって未知の有望技術が存在する可能性はある。地盤の抵抗を下げる材料については水面下で技術革新が進んでいる可能性もある。そのため、依頼主は、性能・コスト両面で従来工法を上回る技術の確立をめざし、本募集に踏み切った。
求める技術
大地抵抗の高い地盤に電柱の接地極を埋設する手法として、これまでの特殊機器を用いたボーリング工法を代替できる革新的な掘削方法ならびに大地抵抗低減技術を求めている。
具体的には、既存の掘削方法の簡便化・多能工化、小型掘削ロボット、大地抵抗率を劇的に低減する抵抗低減剤・新規接地極などに期待している。
前提条件
期待する技術
以下いずれか、もしくは、それらの組み合わせ
従来の特殊接地工法
可能なアプローチ
例えば以下のようなアプローチを想定しているが、必ずしもこれらに限らない。
想定されるプロジェクトの進め方
提案者は添付の提案用テンプレートに沿って提案書を提出する。
依頼主は、はじめに書面による一次スクリーニングを行う。その後、有望な提案に対して追加質問や直接の議論を行い、最終選考に進む候補を選定する。選定後、依頼主は、サンプルテストなどを通して、技術の確認を行う。選考の過程で、必要に応じて提案者と依頼主は秘密保持契約(NDA)を締結し、さらなる情報開示や具体的な開発の進め方の議論を行う。
その後、提案者と必要な契約を締結し、技術の実証・追加開発を行い、技術の確立を目指す。具体的な協業体制については協議の上決定する。
提案書への記載が推奨される事項
提案書には下記の項目の記載をお願いいたします。