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Request for Proposal

接地極を埋設するための掘削方法ならびに大地抵抗低減技術

Status: RFP is Closed
Request Number
3480
Due Date
Sep 1, 2017
Program Manager

src=/documents/8218726/17393071/0347958.jpg/ee83a09d-e5eb-4792-9ad0-a05022994a9e?t=1501769036307コンタクト先:

濱野 利久

 

提案者にとっての機会

共同・受託開発、素材/部材/機器販売、工事請負

 

 

期間

フェーズ1:技術の初期評価・開発パートナー選定 半年以内

フェーズ2:技術の確立 フェーズ1終了後 1年以内

 

予算

      提案技術により、詳細は応相談

 

Email:phd2@ninesigma.com

Phone:03-3219-2006

 

提案提出の際は、ページ下部にございます提案テンプレートをご利用下さい。

(Actionボタンよりダウンロードいただけます)

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RFP Title

接地極を埋設するための掘削方法ならびに大地抵抗低減技術
RFP Description
ナインシグマ社は、東京電力ホールディングス株式会社を代理して、大地抵抗の高い地盤に電柱の接地極を埋設する手法として、これまでの特殊機器を用いたボーリング工法を代替できる革新的な掘削方法ならびに大地抵抗低減技術を求めている。
Background

背景

柱上変圧器等を備える電柱を設置する場合、保安の確保のため、接地極を地中に埋設し、所定の抵抗基準値を満たす必要がある。粘性土・ローム・砂質土等の地盤では、打込工法により簡便かつ安価に設置できる。一方、砂礫・玉石・岩盤等の地盤では大地抵抗率が高いため、特殊掘削工法で4 m~120 mまで深く掘ることで接地抵抗を大幅に低減する必要があり、工法が大掛かりとなり、工費もかさむ。

 

特殊掘削工法による接地工事は、工費が打込工法一般の数十~数百倍かかり、その工事頻度は比較的高く、年間約3,000箇所のため、安価な手法の確立が求められている。接地極の埋設以外の用途に適用されている掘削工法を広くみれば、依頼主にとって未知の有望技術が存在する可能性はある。地盤の抵抗を下げる材料については水面下で技術革新が進んでいる可能性もある。そのため、依頼主は、性能・コスト両面で従来工法を上回る技術の確立をめざし、本募集に踏み切った。

 

求める技術

大地抵抗の高い地盤に電柱の接地極を埋設する手法として、これまでの特殊機器を用いたボーリング工法を代替できる革新的な掘削方法ならびに大地抵抗低減技術を求めている。

具体的には、既存の掘削方法の簡便化・多能工化、小型掘削ロボット、大地抵抗率を劇的に低減する抵抗低減剤・新規接地極などに期待している。

 

 

Key Success Criteria

前提条件

  • 掘削すべき地盤:砂礫・玉石・岩盤からなる大地抵抗の高い地盤
  • 現行の使用電極:
    • 材質:溶融亜鉛鍍金鋼棒
    • 形状:棒状
    • サイズ:φ28×1300mm(継足し)~ φ10×2000mm(継足し)

期待する技術

以下いずれか、もしくは、それらの組み合わせ

  • 電極埋設のための穴を、深度4m以上、簡便かつ安価に掘削できる方法
    • 穴の直径:都市部では10cm以下、山間部では20cm以下がめやす
  • 埋設すべき電極と接する地盤の電気抵抗を下げることで掘削深度を低減できる方法

従来の特殊接地工法

  • 掘削方法:ノンコア式ボーリング工法
    • 掘削に水を利用
  • 掘削深度:4 m~120 m
    • 深度に応じて3種のボーリング工法を使い分けている(4~20m, 20~70m, ~120m)
    • 特に4~20m, ~120mの掘削方法改善案の提案を求めている
  • 作業工程:重機の設営→掘削→ロッドの引抜→接地極の挿入→低減剤の投入
  • 接地後の抵抗基準値:最小で10 Ω 以下のケースから、最大で300 Ω以下のケースまで様々
Possible Approaches

可能なアプローチ

例えば以下のようなアプローチを想定しているが、必ずしもこれらに限らない。

  • 掘削方法
    • 接地極埋設にとって新規/異分野の工法
    • 掘削ロボット
  • トータルでの工数の削減
    • 掘削と接地極挿入の同時施工
    • 建柱工事と接地工事の同時施工
  • 大地抵抗率低減法
    • 地盤もしくは地盤と電極間の抵抗を低減する材料
    • 接地極の形状や素材の革新による地盤と電極間の抵抗低減
Items to be Submitted

想定されるプロジェクトの進め方

提案者は添付の提案用テンプレートに沿って提案書を提出する。

依頼主は、はじめに書面による一次スクリーニングを行う。その後、有望な提案に対して追加質問や直接の議論を行い、最終選考に進む候補を選定する。選定後、依頼主は、サンプルテストなどを通して、技術の確認を行う。選考の過程で、必要に応じて提案者と依頼主は秘密保持契約(NDA)を締結し、さらなる情報開示や具体的な開発の進め方の議論を行う。

その後、提案者と必要な契約を締結し、技術の実証・追加開発を行い、技術の確立を目指す。具体的な協業体制については協議の上決定する。

 

提案書への記載が推奨される事項

提案書には下記の項目の記載をお願いいたします。

  • 提案技術のタイプ:掘削方法・トータルでの工数削減・接地抵抗率低減方法・その他(    )
  • 提案技術の概要(概要・特徴・原理)
  • 提案技術の独自性
  • 提案技術による低コスト化アプローチ:同時作業者数の削減 / 作業時間短縮 / 小型化による搬送コスト減 / その他(   )
  • 開発ステージ:コンセプトレベル / プロトタイプ作製中 / プロトタイプでのデモあるいはサンプル提供が可能 / 実用化済み
  • 現状のパフォーマンス
    • 掘削方法の場合
  • 対応地盤:
  • 対応掘削深度:(    ~     ) m
  • 上記深度における最小掘削径: (     ) cm
    • トータルでの工数削減
  • 従来法との工数差:
    • 接地抵抗低減技術の場合
  • 接地後抵抗値:(     ) Ω
  • 上記抵抗値を示す条件:適用地盤(    )、電極の材質(    )使用量(    )L
  • デモやサンプル提供の可否:
  • 過去の実績(技術論文、特許など、開発能力を示せる付加的な情報、等)
  • 組織概要