Request for Proposal
100℃以下の熱源で利用可能な高密度蓄熱材料
Status: RFP is Closed
Request for Proposal
コンタクト先:
吉川 岳, phd2@ninesigma.com
提案者にとっての機会
共同・受託開発、ライセンシング、材料販売
期間
ラボスケールでの性能実証:2~3年
予算
提案内容に応じて応相談
RFP Title
背景
ナインシグマ社の依頼主である大手自動車部品メーカは、自動車の電動化に伴い、自動車内部で発生する排熱を有効活用する技術の検討を進めている。
具体的には、低温の排熱を蓄熱材料によって回収し、エンジン始動時の予熱やバッテリの温度安定化等に活用することで、更なる省エネ化や燃費改善につなげたいと考えている。
依頼主はこうした蓄熱システムの本格的な開発にあたり、適用可能な蓄熱密度の高い蓄熱材料の探索を行っているが、有力な蓄熱材料の開発者は自動車のみならず幅広い分野に存在していることに注目し、今回、研究開発をより一層加速するため、本技術募集の実施に踏み切った。
最終的に実現を目指す蓄熱材料
本募集では低温で大きな蓄熱密度を有することを重視しているが、上記のスペックは非常に高いため、現時点で要求を満たさなくとも、2~3年の追加開発により実現の見通しがある技術であれば、提案を歓迎する。
可能なアプローチ
例えば以下のようなアプローチを想定しているが、必ずしもこれらに限らない。
対象外のアプローチ
下記のような材料は今回の公募の対象外とする。
想定されるプロジェクトの進め方
提案者は添付の提案用テンプレートに沿って提案書を提出する。
依頼主は、はじめに書面による一次スクリーニングを行う。その後、有望な提案に対して追加質問や直接の議論を行い、最終選考に進む候補を選定する。選定後、依頼主は、サンプルテストなどを通して、技術の確認を行う。選考の過程で、必要に応じて提案者と依頼主は秘密保持契約(NDA)を締結し、さらなる情報開示や具体的な開発の進め方の議論を行う。
その後、提案者と必要な契約を提携し、技術の実証・追加開発を行い、技術の確立を目指す。具体的な協業体制については協議の上決定する。
提案書への記載が推奨される事項
提案書には下記の項目の記載をお願いいたします
なお提案提出には、こちらのリンクから提案用テンプレートをダウンロードしてご利用ください。
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