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Request for Proposal

送電鉄塔の塗装を革新する技術の開発パートナー

Status: RFP is Closed
Request Number
2996
Due Date
Dec 7, 2015
Program Manager

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コンタクト先:
渥美 栄司

 

提案組織にとっての機会

共同開発、ジョイントベンチャー、コンポーネント/機器販売

 

スケジュール:

フェーズ1:技術の初期評価・開発パートナー選定(3-6か月)

フェーズ2:技術の確立(フェーズ1終了後、2-3年)

 

予算

フェーズ1を踏まえ、期待成果に見合った予算を確保する

 

Email: phd2@ninesigma.com

Phone: 03-3219-2006

 

提案提出の際には、下部にある”attachments"ボタンをクリックし、リンクされている提案テンプレートをご利用ください。

 

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RFP was closed on

RFP Title

送電鉄塔の塗装を革新する技術の開発パートナー
RFP Description
ナインシグマ社は、東京電力株式会社より委託をうけ、これまで人手に頼ってきた送電鉄塔の塗装メンテナンス(鉄塔各部位にリーチしての錆とり、塗装はがし、それらの飛散防止、塗装など)の革新的な省力化に挑む開発パートナーを求めている。ソリューションのアイデアはもちろん、要素技術の保有組織からの応募を広く歓迎する。
Background

背景

依頼主は、電力事業者として、膨大な人工と費用をかけて、年間1000本以上の送電鉄塔の塗装メンテナンスを続けていく使命を背負っている。少子高齢化によって、もともと数に限りのある高所での作業者人口が減少していく事態を見据え、依頼主は、鉄塔塗装のメンテナンスの劇的な省力化に本腰をあげて取り組む必要があると考えている。

 

塗装メンテナンスの自動化・省力化は、船舶や建物、橋などのインフラ用途で検討が先行している。また、近年の、ロボット、ドローン、ICT、人工知能、材料技術などの進歩と応用範囲の拡大にも期待がもてる。そのため、依頼主は、世界中より本テーマへの挑戦者を募ることとした。

 

想定されるプロジェクトの進め方

提案者は添付の応募用テンプレートに沿って保有技術とその実績を記載し、提出する。

 

依頼主は、はじめに書面による一次スクリーニングを行う。その後、追加質問や直接の対話を経て有望な提案者に対する理解を深めるとともに、彼らに本プロジェクトに関するより具体的な情報を提示し、解決策ならびに開発計画の検討を促す。その際には、必要に応じて秘密保持契約(NDA)を締結し、技術のフィージビリティ、開発の方向性、協業の枠組みなどについて密に協議する。

 

最も有望性のある提案者(場合によると複数組織)とは、開発計画ならびに協業体制の摺合せを行い、必要な契約を締結し、協業に着手する。サードパーティを交えた複数者協業に踏み出す可能性も想定している。

 

 

Key Success Criteria

想定する要素技術

想定する要素技術は、例えば、以下の通りである。

  • 鉄塔高所まで登っていくロボット、飛んでいくドローン、あるいは、リフトアップしていく高架作業車技術
  • 鉄塔の骨組みの間を縫って作業箇所にリーチするマニピュレータ
  • 錆とり、塗装剥がし、それらの飛散防止、塗装等の各作業を担う小型・軽量機器
  • これらの機器を統合して作業を可能にする、知能やセンシング技術

期待するソリューション

ソリューションとしては、上記要素技術の組み合わせに限らず、下記の方法にも期待している。

  • 鉄塔の全体または一部をシート材で覆い、その範囲中を一気に錆取り、洗浄、再塗装する方法
  • 塗料などを鉄塔高所の主要部位に人手で運び、鉄塔表面上にゆっくりと垂れ流し、塗装メンテナンスを実現する方法
  • 自己修復塗料などを用いて、塗装メンテナンス間隔を大幅に長期化する方法

 

対象とする送電鉄塔

対象とする送電鉄塔の概略は以下の通りである。

  • 形状:L字、または中空型鉄パイプを組み上げて構築されたタワー(上図参照)
  • 構成部材はボルトやフランジで結合
  • 常時、高電圧が課電され、電圧毎に課電部との安全距離が決まっており、課電状態での作業時はこの安全距離を確保
  • 高さ:平均50~60m、最大80m以上
  • 設置場所:市街地、山間部、沿海部など

 

有望技術の提案者には、単独での開発に限らず、東京電力、必要に応じてサードパーティ、他の要素技術保有組織との協働が期待される。

 

 

Preferred Collaboration Types
Items to be Submitted

提案書への記載が推奨される事項

提案書には下記の項目の記載をお願いいたします。

  • 提案のタイプ(ソリューション / 要素技術)
  • 適用または構築を狙うソリューション(鉄塔高所にリーチしてメンテナンス / 鉄塔を覆ってメンテナンス / 鉄塔高所から塗料を流してメンテナンス/ 新規材料を利用 / その他ソリューション(   )/要素技術(   ))
  • 開発段階 (コンセプトレベル / ラボで検証済み / フィールドテスト済み / 実用化済み)
  • 提案技術の概略(原理、独自性・優位性)
  • 提案技術の実績(どのような用途でどのような成果をあげているか)
  • 協業に際してのご要望
    • 協業範囲:(ソリューション開発 / 要素技術開発)
    • 協業形態:(共同開発 / ジョイントベンチャー  / デバイス・機器販売)
    • その他

 

なお、提案提出には、以下の募集サイトの下部にある“Attachments”にリンクされている提案用テンプレートをご利用ください

(募集サイト: https://ninesights.ninesigma.com/rfps/-/rfp-portlet/rfpViewer/2996  )

 

 

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